「ミャンマーの輪を地域に」 桐蔭学園・生徒らが企画
桐蔭学園高校=鉄町=のインターアクトクラブが5月31日、交流イベント「スマップ・イン・ミャンマー」を開催した。
同クラブは、国際理解と地域奉仕を目指して活動しており、現在ミャンマーに小学校を建設するNGOのプロジェクトに参加している。資金援助とともに、地域の人々にもミャンマーのことを知ってもらおうと、区内で地域活動を行う団体「街のパティシス」の協力を得て、企画した。
当日は小学生を含むさまざまな世代の人々が参加。生徒たちの進行のもと、集まった人々はゲームなどを通じてミャンマーの文化や歴史を学んだ。
後半では、ミャンマー出身で日本在住のドゥキンチーさんが、食べ物や服装について紹介。実際に参加者が民族衣装を着る一幕もあり、会場は終始和やかな雰囲気に。最後に同国のフェアトレード商品の販売も行われた。
部長を努める長坂祥悟君(2年)は「ミャンマーについて知ってもらい、地域の輪を広げようと企画した。幅広い世代の人に集まってもらえ、交流を持てたことが良かった」と話す。
小学校の建設支援は、NGO団体「地球市民ACTかながわ」のプロジェクトを通して行われている。今後、同クラブでは資金援助活動のほか、少数民族の言語を学ぶカードなどの教材をつくり、現地に送る計画も立てている。
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