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青葉区版 公開:2014年9月4日 エリアトップへ

青葉区制20周年記念ポスターを制作した 馬橋(うまはし) 奈津子さん 横浜美術大学4年 23歳

公開:2014年9月4日

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「夢に一途」一歩ずつ

 ○…優しい色あいと可愛らしいキャラクターが目を引く明るいデザイン。「自分が選ばれると思わなかったので、すごく嬉しかった」と話す。「子どもやお年寄りの多さ、緑が豊かなところ。私が感じた青葉区らしさを形にした。魅力を再確認するきっかけになれば」。ポスターに描かれたあどけない女の子とどこか重なる、はにかむ笑顔が印象的だ。

 ○…幼い頃は「引っ込み思案で泣きむし」。3人きょうだいの長女として妹や弟の世話をする、面倒見のいい一面も。「とにかく絵を描いたり何かつくることが好きで、チラシの裏によく落書きしていた」。友達が持っていた「ゲームボーイ」がうらやましく、空き箱で手作りしたこともあった。「将来は絵を描く仕事をしたい」。漠然と描いた夢に向かい、高校時代は美術部に所属。美大を志して通った予備校でデッサン力を鍛えた。現在は鴨志田町の横浜美術大学イラストレーションコースに通う。「ウェブデザインやサイト制作の授業が楽しい」。経験したアルバイトはギャラリーや作品制作の手伝い。美術の道を一途に歩んできた。

 ○…1限目があれば朝6時前に家を出発し、5限目があると夜8時すぎに帰宅。埼玉県坂戸市の実家から大学まで片道2時間半かけて通う、家と学校の往復の日々をこなしてきた。「毎日忙しい。忙しいくらいがちょうどいい」と苦もない様子だ。イラストレーターを目指しながらも「すぐには無理。まずは就職」ときっぱり。「ウェブや広告関係で経験を積んで、将来につなげたい」。描く夢のため、進む方向に迷いはない。

 ○…貴重な休日は「買いものに出かけるか、寝てるか」。洋服や趣味のアクセサリーづくりのパーツ探しを楽しむ、等身大の女子大生だ。一方でやはり頭にあるのは作品づくりのこと。地元や横浜を歩きながら、「創作のイメージがわくこともあるので」とさらり。ゼロから作品を生み出す「作り手」の熱い魂が垣間見えた。

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