体験者が語る「戦争」 すいとんの会
「戦争を語り継ぐすいとんの会」が、8月25日に大場地域ケアプラザで開催された(主催/高齢化社会をよくする虹の仲間/佐渡友(さどとも)順子(よりこ)代表)。
10年以上前から行われているもので、今年は40人ほどが参加。メンバーが調理したすいとんが、参加者一人ひとりに振る舞われた。虹の仲間の会員である柏村茂さん(81)が製作したオリジナル紙芝居『はがきに描いた大きな×(バツ)〜少年時代の戦争の思い出』も上演。小学校5年の時に親元を離れて集団疎開した柏村さん自身の体験を、12枚の紙芝居にまとめたもの。童話で紙芝居を作り海外で上演した経験があったことから、今回声がかかったという。
参加者からは「当時のことを思い出した」「すいとんを食べない日はなかった」といった声や「満州で生まれ、引き揚げた広島は焼け野原だった」などの体験談も語られた。会の最後には、メンバーの近藤研作さんによるギターの弾き語りも行われた。
佐渡友代表は「みんなで学びながら、考える場が持てて良かった」と話した。
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映画で学ぶ英会話4月18日 |
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