秋の交通安全 啓発始まる 各団体ら50人、市が尾駅で
青葉警察署は、9月21日から30日の「秋の全国交通安全運動」に合わせ、区内各地で交通安全を呼びかけている。
これに先がけて18日には、市が尾駅前でキャンペーンを実施した。同署員のほか、青葉交通安全協会や神奈川県自動車ディーラー交通安全対策推進協議会のメンバーら50人ほどが集合。飲酒運転根絶やシートベルト・チャイルドシートの正しい着用法など、啓発のチラシやポケットティッシュを駅利用者に配布し、安全を呼びかけていた。交通課の宰田充人警部補は「日暮れが早くなり、事故も増える時期。交通ルールをしっかりと守り、自分の身も守ってほしい」と話す。
人身事故は34件増加
神奈川県内での今年の人身交通事故件数は2万1130件(9月18日時点)。前年比で2517件減少している一方、死亡事故は130件で25件増加し、全国ワースト2位となっている。
青葉警察署交通課によると、青葉区内の人身交通事故件数は570件にのぼり、前年比で34件増加。8月単月では63件で、9件増加していた。宰田警部補は「65歳以上の高齢者の事故や自転車事故が増えている」と話す。高齢者の交通事故は146件(6件増)、自転車の事故は127件(13件増)だった。昨年は80代男性が道路を横断中、トラックに接触するという死亡事故が発生。同署では「高齢の方は特に、左右の安全確認や横断歩道の通行を」と呼びかける。
また「自転車は車道の通行が原則。自転車と歩行者で、後遺症が残る重大事故も起きている。危険と隣り合わせだという意識を持ってほしい」としている。
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映画で学ぶ英会話4月18日 |
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