地元住民を対象にした大規模な防災訓練が、10月4日、5日に日本体育大学の横浜・健志台キャンパス=鴨志田町=で行われた。
同大学の主催で東京・世田谷キャンパスと同時に実施。健志台では鴨志田町内会(鈴木忠夫会長)とグリーンヒル鴨志田西団地自治会(橋口毅会長)が参加した。市消防局や青葉消防署、青葉警察署の協力のもと、両自治会の住民約40人や学生、職員ら合わせて約100人が会場に集まった。
初日は同局航空隊のヘリコプター「はまちどり2」が、陸上競技場に着陸。救援物資を運び出す訓練が行われた。ヘリの説明、見学が行われた後、離陸時はごう音とともに風圧が巻き起こり、参加者たちの注目を集めていた。
そのほか初期消火訓練や炊き出し体験、宿泊訓練も。補助学生として参加した、保健医療学部1年の渡辺雄太さん(19)は「ヘリからの物資搬送など、貴重な体験になった。災害時に慌てないよう、大学でも地域の人と交流する機会が持てれば」と感想を話した。
両自治会の鈴木会長(71)、橋口会長(73)は「日頃から防災意識を高めていきたい」と話していた。
緊急時のヘリポートに
大震災で陸路が絶たれた際など、物資や救急搬送に活用する「緊急時のヘリ離着陸場」に指定されている同大学。市内に33カ所、青葉区では県立市ケ尾高校など3カ所が指定されている。
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