大地震などの災害時に、帰宅困難になった人々を受け入れる「帰宅困難者一時滞在施設」として、青葉台のホテル「青葉台フォーラム(中山陽一郎統括支配人)」が9月30日、青葉区と協定を締結。10月6日には、区役所で協定書の手交が行われた。
区は、これまでに区内の鉄道駅8カ所で、それぞれ徒歩10分圏内に「帰宅困難者一時滞在施設」を整備してきた。同ホテルで10施設目となる。これで、区内の帰宅困難者の最大収容人数は2650人となった。
今回の協定でホテル側は、最大50人までの収容を約束。宴会場を開放することで、収容が可能になるという。ブランケットやトイレパックなどの備蓄品は、横浜市が用意する。
施設運営を行っている(株)東急コミュニティーは「以前から地域のコミュニティ施設としての役割を果たしたいと考えていた」と、区に協力を申し出た。区の担当者は「青葉台は一時滞在施設が1カ所だったのでありがたい。駅から徒歩2分と、近接性にも優れている」と話す。同社ビルマネジメント事業部の川俣洋マネージャーは「東日本大震災の時も数人受け入れた。これからも災害時はもちろん、様々な形で地域に貢献していきたい」と話している。
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