岩手県陸前高田市の復興支援米について学ぶ児童らと交流するため、11月5日に生産者らが青葉台小学校(岡カズミ校長)を訪れた。
この日は、体育館で学習発表会「たかたのゆめプロジェクト」を実施。5年3組の児童が、新聞記事で復興支援米「たかたのゆめ」の栽培を知ったことで始まった同プロジェクト。栽培に至る経緯などの学習を進める中で、生産者の金野千尋さんらとの交流が始まった。発表会には5年生全児童85人と関係者らが集まり、3組の児童29人の発表に耳を傾けた。発表後には、生産者から児童に新米がプレゼントされた。
発表を見守った金野さんは「力をもらいました。震災から立ち上がるよう頑張りたい」と話した。同市農林課の村上聡さんは「震災で同僚も大勢亡くなった。普段から自分、家族、友達を大切にしてほしい」と呼びかけていた。
支援米は2011年から陸前高田市で生産されている。今年は55haで作付けされ、約200t収穫された。
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