犯罪に遭わないための知識を共有し、知恵を身に付けようと、杉山神社の境内にある下市ヶ尾町内会・第一町内会館で1月29日、「防犯に関する講習会」が行われた。
住民約30人が集まった当日、振り込め詐欺の手口や対策の映像を見た後、青葉警察署の斉藤良作巡査部長が区内の犯罪状況などを説明した。同署管内の昨年一年間の振り込め詐欺被害額は、約9640万円で、被害額の多さに参加者が驚きの声を上げる場面もあった。
また、空き巣による被害も説明され、「空き巣被害は一戸建てで、回転式のクレセント錠の窓から侵入されているケースが多い」と指摘。補助錠の設置や防犯フィルムによる対策を呼び掛けた。
このほか青色回転灯装備車両(青パト)で同地区のパトロールを行う住民も活動を報告した。下市ヶ尾町内会の柏村茂会長は「青パトは防犯だけでなく、まちの様子も分かる。より安全なまちにつながれば」と話す。
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