18歳未満の子どものための専用電話「よこはまチャイルドライン」が、週3回開設されている。
「チャイルドライン」は1998年、世田谷区で誕生。いじめや不登校が社会問題化するなか、子どものためのホットラインを運用していたイギリスの事例を参考に開設された。横浜市では、NPO法人よこはまチャイルドラインが2002年に設立。現在は100人ほどのスタッフが受け手として電話を待つ。互いに名乗る必要はなく、子どもが電話を切りたくなったら切っても構わない。「趣旨は子どもの心に寄り添い、話を聞くこと。相談ごとがあってもなくても、どんなことでも気軽に話してもらえれば」と徳丸のり子代表理事は話す。
昨年9月から12月の4カ月間で、受けた電話は2242件。人間関係や性に関することなど、内容は多岐に渡る。中にはいじめや虐待を疑わせるものも。「豊かな国といわれ、心の飢えは見えづらい。孤独を感じている子どもたちに手を差しのべられたら」。会話不成立が半数を占めるため、受け手は研修を重ね、スキルアップにも力を入れている。
開設日は毎週(月)、(水)、(木)の午後4時から9時。【フリーダイヤル】0120・433・339で受け付け。なお、活動の支援者も募集。賛助会員は個人一口3000円。問い合わせはNPO法人チャイルドライン【電話】045・342・0255((月)・(水)・(木)のみ)。
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