美しが丘西在住の川崎昭三さんが(86)『私の世界遺産巡りから 驚くべき先人たちの知恵と情熱』(定価1800円・印刷(株)タウンニュース社)を発行した。
川崎さんは、これまでに世界70カ国を旅しており、巡った世界遺産は228カ所に及ぶ。同著では、厳選した8カ所を建築様式や実際に人が生活していた当時の社会インフラとしての役割なども含めて紹介する。それぞれの遺産が造られた当時の生活や日本との比較などを踏まえ、その技術の高さや知識の深さを驚きとともに書き記す。現代のコンクリート施工技術の基本がローマ時代に確立されていたことなど、興味深い話が盛り込まれている。
川崎さんは「世界遺産を調べると、日本と比べて非常に発達した文明があったことがよくわかる。この本を読んで旅行気分を味わってほしい」と話す。
本に関する問い合わせは、川崎さん【電話】045・901・5605へ。
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