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矯正を知ろう連載【1】 歯を抜く矯正と抜かない矯正 宮崎台やすい矯正歯科クリニック
「根気のいる矯正治療。よく理解して治療を受けてほしい」と話すのは宮前区宮崎台駅前「宮崎台やすい矯正歯科クリニック」の安井正紀院長。同院長に歯を抜く矯正と抜かない矯正について話しを聞いた。
丁寧に歯を動かしてできるだけ抜かない
安井院長は「抜かない矯正が正しいという事ではありませんが、歯並びがガタガタだから抜くというのは反対です」と話す。抜くか抜かないかの判断基準は、歯を動かす隙間があるかどうか。これは骨の成長量によるため、個人差があるという。
丁寧に歯を動かしていけば、健康な歯を損なわずに歯並びが整う症例も多い。「歯並びだけに目がいきがちですが、機能面や顔つきなどの審美面も重要」とも。安易に歯を抜いてしまったがために、不自然に顎が小さくなったり、横顔に影響してしまうケースもある。現在では、コンピューターでの3D診断を使い、左右の歪みを数値化、歯を今の位置からどれくらい動かせるかを計算し、設計図を作ることで、できるだけ歯を抜かない治療が可能となった。「カウンセリングでは、多くの症例を写真で見てもらい、納得してもらうのも大切です」と安井院長。
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