障害を持つ人に運動の場を提供しようと、スポーツクラブ「メガロス市ヶ尾」が3月27日、知的障害のある人向けにエアロビクスのプログラムを行った。参加した4人は思い切り体を動かし、運動を楽しんだ。
「養護学校の在学中は体育の時間があるが、就職してからは運動の機会がなかったので嬉しい」。青葉区に住む、参加者の女性の保護者は話す。「他人に交じっての活動は緊張しやすく、一緒に運動するのは難しい」とも。好きだったダンスを続けられずにいたが、紹介を受けて参加したという。
4人はスタジオで音楽に合わせて体を動かした後、マシンジムも体験。腹筋などに挑戦し、笑顔が絶えない場となった。
企画は同店の小川勝紀支配人が昨秋から計画していた。障害者の運動法について大学教授や障害者スポーツ文化施設「ラポール」職員に相談するなど準備し、近隣養護学校の協力も得て実現した。
小川支配人は「青葉区はスポーツジム利用者の割合が高いが、障害があると安心して運動できる機会は少ない。今回の反省点を含め、次に生かしたい」と話す。今後、要望の多かったプールも視野に入れ、年数回開催したいとしている。
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