9月21日から30日まで一斉に行われた「秋の全国交通安全運動」に合わせて、青葉区内でもさまざまな啓発イベントや取り組みが実施された。
スタントが事故再現
交通事故の恐ろしさを知ってもらおうと、美しが丘連合自治会(柴田憲治会長)は9月12日、「美しが丘交通安全フェア」を美しが丘公園で開催した。同連合自治会として初めての取り組み。
神奈川県警音楽隊による吹奏楽の演奏とカラーガード隊の演技が行われたほか、スタントマンによる交通事故の再現実験が披露された。親子連れをはじめ約300人が訪れ、実際の事故のような実験の様子に見入っていた。
「信号待ち中の巻き込まれ事故」の再現実験を見学した伊藤佑真君(12)は「いつも(車が)赤信号のときは安心してしまっていたが、これからは気をつけたい」と話していた。
連合自治会としては、区内で初めての実施となった交通事故再現実験。青葉警察署の渡邊宏署長は「地元の方々から自主的にこのような取り組みが始まるのは非常に頼もしい。他の連合自治会にも広がってほしい」と期待を込めた。
駅前で呼びかけ
青葉台駅周辺では9月18日、交通事故防止を呼びかけるビラ配りが行われた。主催は青葉警察署と青葉交通安全協会(工藤明会長)、青葉安全運転管理者会(飯田敬会長)。
当日は警察関係者のほか、日本体育大学の学生や地域住民ら約50人が参加。駅利用者にビラを配りながら、最近区内で増えている自転車事故に関する注意など、交通安全意識の向上を呼びかけた。
参加した日体大テニス部の裁(たち)万璃美(まりあ)さん(18)は「自分たちも自転車を使っているので気をつけたい。このような活動を続けて多くの人に知ってほしい」と話していた。
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