青葉区在住で「セントラルフィットネスクラブ目黒」所属の杉田しずかさん(日本大学高=港北区=体操部3年)と金子江舞(えま)さん(同1年)が、全日本体操競技団体選手権大会に出場する。大会は11月28日、29日に国立代々木競技場第一体育館で開催される。
世界選手権に出場した寺本明日香さんら日本代表選手も参加し、体操日本一を決める大会。杉田さんと金子さんは、セントラル目黒のメンバーとして8月、高校生以下が対象の全日本ジュニア選手権に出場。女子1部で団体総合3位に入賞し、今大会の出場権をもぎ取った。
全日本ジュニアは各チーム6人が跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目で演技し、上位5人の総合得点で競われた。同クラブからは2人のほかに井関実紀さん(同2年)、鮫島優季さん(同2年)、青木飛鳥さん(同1年)、畠田瞳さん(南成瀬中3年)が出場。主将の杉田さんは「結果を意識して、皆集中していた」と振り返る。得意分野である「ゆかと跳馬で点数を稼ごう」と当日まで練習を重ね、金子さんと畠田さんは跳馬でともに13・85点を記録し13位に。杉田さんは個人総合で24位につけたほか、畠田さんが全種目で20位以内に入り、チームの合計得点254・2点で団体総合3位をつかんだ。
全日本選手権は、各種目3人が演技し3人全員の得点が採用される6―3―3方式。女子Aクラスで個人総合6位の遠山亜理沙さん(桐朋女子中3年)もメンバーに加わり、クラブでの練習に汗を流す。同じ高校の5人は週1回、学校の部活動でも練習を重ねる。「常に本番の気持ちで」と試合の演技順で通し練習を行い、雰囲気作りも心がける。7日の県高校新人大会で優勝し、井関さんとともに来年の選抜大会への出場を決めた金子さんは「演技順が最初なので、皆が乗ってくれるよういい演技をしたい」と話す。杉田さんは「自分たちの実力なら決勝にいける。残りの時間を大切にしたい」と意気込みを話した。
|
<PR>
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>