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医療レポート【9】胃がん・食道がん 早期発見で体の負担減を
日本人のがんでの死亡原因の上位を占める胃がんと、肺や大動脈に囲まれているため手術が非常に難しいとされる食道がん。早期発見がカギとなるこれらについて、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック(平島徹朗院長)の久津川誠副院長に話を聞いた。
いずれも自覚症状が出にくいが、早期の発見がその後の治療に大きな影響をもたらすという。「内視鏡治療は日々進歩している。胃がんと食道がんは、早期の段階であれば内視鏡での治療が可能です」と久津川副院長。内視鏡での治療は外科手術とは異なり、お腹や胸を切る必要がなく合併症も格段に少ない。術後の患者の体への負担も、かなり軽減されるという。
また早期の胃がん、食道がんの病変はごくわずかな陥凹(へこみ)や色調の変化しか表れないため、通常使用されている内視鏡では見つけ難いのが現状だ。「特に胃がんと比べて食道がんは転移しやすく手術の難易度が非常に高いため、早期発見が肝要です」。同院では、大学病院やがんセンターと同等の内視鏡設備を完備。高画質で視野の広い「デジタルハイビジョン内視鏡」と、特殊光を用いて観察するNBIシステムを導入し、見落とされがちな微細な病変の発見に努めている。
「外科的手術や抗がん剤治療、放射線治療となると費用や時間もかかる。早期発見のためにも、40歳以上であれば、一度検査を考えてほしい」
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