本年も具体的提案と市民目線の政治を 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
12月17日に2015年横浜市会第4回定例会が閉会しました。しっかりと議論し、以下の議案には問題があると考え反対しました。
公共施設管理の課題
1つ目は横浜市の動物園3園の指定管理者(民間運営委託)の指定です。市の指定管理者制度は、5年を契約期間の上限とし、公募での選定が原則とされてきました。しかし今回契約期間満了に伴い新たな指定を行うにあたり、10年契約かつ非公募での選定となりました。繁殖や飼育には長期的な取組みが必要なのは理解できる一方、収支は赤字続きです。制度自体の課題もあり、私は地方独立行政法人化など他の方法を検討すべきと提案してきました。現制度下では透明性、競争性を担保するためにも公募で行い、今後の制度の見直しなども考慮し5年契約にすべきとし、反対しました(賛成多数で可決)。
市会議員の期末手当引き上げ
2つ目は横浜市一般職職員の給与に関する条例等の一部改正です。02年以降下がり続けていた市職員給与と共に、95年以降震災後の一時期を除き据え置かれてきた議員報酬の期末手当(ボーナス)を引き上げるものです。公務員給与に関しては算定基準や、公務員の労働基本権制限などの課題があり、制度自体の見直しが必要です。市は少子・超高齢化社会を迎え財政状況も厳しく、一層の行財政改革が求められます。議員ボーナスを引き上げる現状ではないと考え、反対しました(賛成多数で可決)。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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