青葉区版 掲載号:2016年2月25日号 エリアトップへ

横浜市 妊娠相談窓口を開設 背景に児童虐待増も

社会

掲載号:2016年2月25日号

  • LINE
  • hatena
啓発用に掲示されるポスター
啓発用に掲示されるポスター

 横浜市は妊娠や出産、育児などの悩みを電話やメールで相談できる専用窓口「にんしんSOSヨコハマ」をこのほど開設した。予期しない妊娠で悩む女性が、孤立することなく相談支援を受けられるようにするのが狙い。市は、妊娠早期からの支援充実と児童虐待防止につなげたい考えだ。

相談員が365日対応

 にんしんSOSヨコハマは臨床経験5年以上の保健師や助産師、看護師などの相談員が妊娠や出産、育児に関する悩みを持つ相談者に365日対応する。必要に応じ、各区の福祉保健センターなどの相談支援機関を紹介するなどして継続的なサポートを目指す。

 横浜市児童相談所での児童虐待の相談・通告受理件数は年々増加し、2014年度には4507件と過去最多となった。厚生労働省が昨年10月に発表した検証結果によると、心中以外の虐待死は0歳児が死亡事例全体の4割以上を占めている。また、妊婦健康診査の未受診や望まない妊娠であるケースも目立った。市こども青少年局こども家庭課によると、妊婦健診を受けず出産時に初めて医療機関を訪れる「飛び込み出産」は、市内でも年間約60件あるという。

妊婦の孤立防ぐ

 市では各区の福祉保健センターでも妊娠などの相談を受け付けているが、利用者は多くないのが現状だ。同課担当者は「特に若年層は区役所には行きづらさを感じると思う。(にんしんSOSは)夜間や土日も行っているので気軽に相談してほしい」と話す。

 1月21日の開設以降、1日あたり1〜2件ほどの相談が窓口に寄せられている。同担当者は「早く相談することで産む準備も整えられるし、状況によっては産まない選択をすることもできる。サポートを受けて考えが変わることもあるので、1人で悩まないでほしい」と話した。

 日本助産師会副会長の山本詩子さん(山本助産院・金沢区)は、同事業について「児童虐待を予防するためにも重要」と評価する。その一方で、「本来、妊娠は喜ばしいこと。『予期しない妊娠』だけでなく、幅広い相談を受け入れていることも周知してもらえれば」とも話した。

 相談は【電話】045・662・5524(午前10時から午後10時)、メールは横浜市ホームページからアクセスできる。無料(通話料は自己負担)。

青葉区版のトップニュース最新6

市、15日に受付窓口開設

障害者手帳カード化導入

市、15日に受付窓口開設 社会

選択制、耐久性など向上へ

1月14日号

対コロナの区政運営

対コロナの区政運営 政治

小澤区長インタビュー

1月14日号

区内3,755人が門出

成人式

区内3,755人が門出 社会

密避け、2会場で分散開催

1月7日号

「安全安心の五輪やりきる」

新春知事インタビュー

「安全安心の五輪やりきる」 経済

感染防止へマスク会食も訴え

1月7日号

グランプリ目指し本番へ

ミス日本コンテスト

グランプリ目指し本番へ 社会

青葉区在住 川内美月さん

1月1日号

「コロナ対策、最優先に」

林市長インタビュー

「コロナ対策、最優先に」 経済

IR誘致は継続へ

1月1日号

行政書士浅川事務所

遺言・相続の無料オンライン相談会を開催中!ぜひご相談を

https://ggn2019.com

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 9月10日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年1月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク