動物などの鳴き声を再現する演奏家
子どもたちに質の高い音楽に触れる機会をつくろうと２月６日、親子向けコンサート「動物の謝肉祭」がフィリアホールで開催された。主催はＮＰＯ法人こどものみかた。
午前と午後の２回開催され、約２６０組の親子連れが音楽を楽しんだ。この日、演奏されたのはサン・サーンス作曲の「動物の謝肉祭」。さまざまな動物の鳴き声をバイオリンやフルートなどの楽器の音で再現し、子どもたちも音楽に合わせてジャンプするなど、楽しんでいた。演奏を聴いた７歳の女児は「いろんな音があって楽しかった」と笑顔をみせた。
コンサートの前には「造形ワークショップ」も行われ、色紙などを使ってアニマルマスクを制作。参加した子どもたちは自由な発想でさまざまな動物の面を作っていた。
昨年４月に発足した同法人は「上質な芸術を幅広く提供したい」と、フィリアホールを拠点に活動を行っている。五田（ごだ）詩朗代表は「地域の親子やさまざまな世代の人々を結びつけるような芸術プログラムを生み出していきたい」と話した。
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