さつきが丘地域ケアプラザを拠点に活動している男性のサークル「さつきが丘粋(いき)生きクラブ」(齋藤力(つとむ)会長=今号人物風土記)が4月で活動開始から15年目を迎える。2月24日にはその節目を記念し、関係者を招いて謝恩会を開催した。
同クラブは定年後の男性の仲間づくりを目的に、ケアプラザが2002年に主催した「いきいきセミナー」の1期生が母体。活動の目的に、会員同士の親睦と啓発、地域貢献を掲げ、現在は毎月2回、第2・4水曜日に集まっている。活動の中心は料理づくり。午前中に調理をして、午後は社会見学や勉強会などさまざまな生涯学習を行っている。また、2カ月に1度はケアプラザの利用者らを招いた食事会を開催しているほか、地域行事にもボランティアとして参加している。
謝恩会は会の運営に協力しているケアプラザの職員らを招き開催。会員9人、招待客14人が手作りデザートを含む昼食と会話を楽しみ、食事後は全員で歌を歌うなど賑やかに行われた。
齋藤会長は「謝恩会が一つの節目。会を存続させ、盛り上げていく気持ちが新たになった」と話したほか、会員の高齢化に触れ、「新規会員の募集に力を入れたい」と話している。クラブについての問い合わせは齋藤会長【携帯電話】080・8891・5533まで。
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