小学生から高校生までが自分で決めた目標に挑戦する全国大会「チャレンジカップ」で、新石川のクラーク記念国際高校横浜青葉キャンパスの井上真理子さん(18)=人物風土記で紹介=が、グランプリに次ぐ最優秀賞を受賞。全国2192組2万625人が個人やチームで参加し、井上さんは同賞8組の1人に選ばれた。主催は一般社団法人日本チャレンジ教育協会。
勉強やスポーツ、地域貢献等好きな分野で目標を決め、半年間でどれだけ成長したかを競う同大会。挑戦内容は一人ひとり違うため「個人の背景も考慮し、参加者にとって目標がどれだけの挑戦だったか」もポイントとなるという。
井上さんは中学3年生から不登校になったことから「学校を休まない」という目標で応募。無欠席、無遅刻を達成し、地域審査、全国審査を通過した。4月24日には8組の最優秀賞受賞者から1組を選出するグランプリ決定戦が東京都内で行われ、井上さんも発表を行った。グランプリは逃したものの「まさか自分が選ばれるとは」と喜びを見せる井上さん。「生徒会や行事の実行委員に参加したことで自分の責任が増え、周囲のためにも休まず行こうという気持ちになり、目標を達成できた」という。
主催者は井上さんについて「当初は毎日行ける状況ではなかったはずだが、目標達成だけでなく、さまざまな活動で授業のない日も学校へ行くまでになったことが評価された」と話した。
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