しらとり台の神鳥（しとど）前川神社で乳児の健康と成長を祈願する泣き相撲が５月５日に行われた＝写真。
当日は約１００人の乳児が参加。拝殿での神事の後に化粧まわしと紅白綱を締めた乳児が土俵入り。力士に抱えられた乳児が大きな泣き声をあげると、行司が「緑児（みどりご）泣きたるは万歳楽」と祈願していた。
８カ月の憲伸君の両親は「元気に泣いてくれた。初節句の記念に参加したが、家族の思い出になった」と笑顔で話し、９カ月の結暖（ゆの）ちゃんの両親は「健康な子どもになってくれれば」と願いを語った。
同神社は毎年こどもの日に泣き相撲を開催している。豊浦崇男宮司は「元気に泣く子は元気に育つ。災いなく、大きく育ってほしい」と話していた。
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