青葉区版 掲載号:2016年6月2日号 エリアトップへ

NGO代表として美しが丘で11、12日に初めて「アフリカヘリテイジフェスティバル」を開催する トニー・ジャスティスさん 相模原市在住

掲載号:2016年6月2日号

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アフリカとの架け橋に

 ○…世界の料理やアフリカの文化をまるごと体験できる――そんなイベントを関東各地で行ってきたNGOアフリカヘリテイジコミティー。代表として、事務所を構える青葉区での初開催に向けて奔走する。「地域のみんなで盛り上がりたい。見かけたら声をかけてほしい」と相好を崩す。

 ○…「いつか日本に来るのが夢だった。昔は中国の中にあると思っていたけどね」といたずらっぽく笑う。自身のルーツはガーナ。11人の大家族で、9人きょうだいの末っ子として育った。幼い頃に憧れたのは、カンフー映画のヒーローたち。ブルース・リーやジャッキー・チェン…。「あの頃アフリカ人はみんな空手の練習をしていたよ」。映画に出てきた刀やサムライに思いを馳せ、念願かなって来日したのは20歳を過ぎた頃。「サムライがもういないと知って、本当にショックだった」と苦笑する。

 ○…数カ月の滞在の後に「勉強になる国だ」と本格的に移住を決意し、何の頼りもないまま再来日したのは20年以上前。言葉もわからず2週間駅に寝泊りし、紹介された外国人の寮で共同生活を送りながら、職探しのために町の家々を1軒1軒訪ね歩いた。「シゴト、という言葉だけ覚えてあとは身振り手振り」。行き着いた店での男性との出会いが、運命を大きく変えた。「踊りで有名な先生だった。働かせてくれて、私を拾ってくれた」。武田節や美空ひばりなど歌や踊りを覚え、自身もステージに立ったことも。「日本の文化を深く知った。あの人が私を作った」との感謝の念が、今の活動につながっている。

 ○…青葉台で飲食店「JAYʼs Bar」を営むほか、NGOの活動に励む毎日。多様なイベントの企画だけでなく「子どもが好きだから」と、アフリカに学校を作る計画や日本の貧困の子どもを支援する「食堂」も準備中だ。「この団体を強くして活動を広められたら。国と国をつなぎたい」とエネルギッシュに笑った。
 

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