がん患者やその家族、遺族らが、がんを通して人生や命の意味を考える市民の集まり、「がん哲学外来カフェ」がたまプラーザで毎月1度行われている。
この取組は、2008年に順天堂大学医学部の樋野興夫教授が患者の心に寄り添おうと開設したがん哲学外来を元に、全国に広がっているもの。たまプラーザでは美しが丘在住で7年前に息子をがんで失った和田眞さんが6月から開催している。
当日はがんと闘病中の人や家族を失った人など19人が参加。告知を受けた女性が「気持ちの整理がついていない」と話すと、経験者からは「診断後2カ月は自分の中で嵐が吹き荒れていた。それが当たり前」などの話があったほか、「医者はサポーター。自分の病気を治すのは自分」とアドバイスを送っていた。
主催する和田さんは「悲しみや苦しさを共有し、命の大切さを見つめ、一生懸命生きることを考える場にしたい」と話している。
カフェは毎月第1土曜、たまプラーザ地域ケアプラザで午後2時から4時まで開催。参加費100円。(問)和田さん【携帯電話】090・1322・0457
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