横浜銀行が発行額の一部を物品として学校に寄贈する「CSR私募債」を、青葉区新石川の工藤建設(株)(工藤英司代表取締役)が1億円分発行した。11月18日には、鶴見大学附属中学校・高校にワイヤレスアダプター26台を寄贈した。
CSR私募債は発行額の0・2%相当額を「こども達の夢みる未来を応援する物品」に充てて寄贈するもので、同社としては資金調達と地域貢献の両方をできるメリットがある。
寄贈先は私募債を発行した企業が指定することができ、同社は改修工事などを請け負っていた同校を選んだ。寄贈したワイヤレスアダプターは、授業中に今まで有線でつないでいたタブレットとプロジェクターを無線化できるもので、より自由な授業進行を可能とするもの。同校の亀山仁校長は寄贈を受け、「タブレットが生きる形で使うことができ、授業のクオリティが上がる」と感謝を述べていた。
寄贈式に出席した同銀行たまプラーザ支店の石坂潤一支店長は「お客様である企業と子どもの将来のために実施している。今後も子どもや環境のために投資をしていきたい」と話した。また、工藤代表取締役は「同校出身の社員が働いているなどの縁もある。子どもや学生への投資なので、教育のために生かしてほしい」と思いを語っていた。
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