鴨志田町の横浜美術大学(岡本信明学長)はこのほど、台湾の正修科技大学(龔瑞璋学長)と交流協定を締結した=写真・横浜美術大学提供。
協定は、横浜美術大学の「寺田倉庫寄付講座 修復保存コース」の開講に伴い締結されたもの。古美術の修復保存に実績のある正修科技大学との教育や学術、文化交流が目的だ。同コースはメディアやワイン、美術品など専門性の高い商品の保管事業を行う寺田倉庫(株)(中野善壽代表取締役)=東京都品川区=の寄付により開設。美術・工芸品修復保存の人材育成に向けて今年4月に開講する。
昨年12月には科技大の担当者が横浜美術大学を訪れ、協定の調印式を行った。岡本学長は「来年には学生を選抜し、現地に派遣する。グローバル化に向け、語学力の強化も目指したい」と期待を寄せる。今後は、修復保存に関わるインターンシッププログラムなどを相互に実施していく予定だ。
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