東日本大震災からまもなく6年。藤が丘地区センターでは、岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」をモチーフにしたモザイクアートが展示されている。
これは、横浜美術大学4年の土田匠実さんが手がけたもの。震災以後、藤が丘から被災地支援や防災を考える「みんなでつながろう!藤が丘のまちで」プロジェクトを立ち上げた実行委員会が企画。同プロジェクトでは、毎年チャリティーイベントや被災地に関連した展示などを行っており、土田さんは実行委員メンバーとして制作を担当した。
作品は、一本松をメインに据え、震災直後の被災地の写真2千枚以上を背景として使用。中央には、震災が起きた2011年3月11日午後2時46分から、展示が始まった2月25日までの時間を秒数にして配置している。土田さんは「時間は同じように流れている。膨大な時間の中で何をやってきたか、これから何をしていくかを改めて考えるきっかけになれば」と話す。作品は3月20日(月)まで展示中。問い合わせは伊藤さん【携帯電話】090・5400・8465。
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