心臓の難病「拡張型心筋症」の男児・稲本啓(ひろ)ちゃん(2歳)が米国で手術が受けられるよう、支援者らが募金活動を行っている。
啓ちゃんは茨城県土浦市在住の稲本創さん・麗子さん夫妻の次男。生まれて間もなく心臓に異常が見つかり、入退院を繰り返してきた。現在、一時的な措置として小児用の補助人工心臓を装着しており、今後、生きるためには移植手術を受けるしかない状況だ。しかし、米国での手術には渡航費などを含めて約3億1千万円が必要とされている。
現在は創さんの友人らが立ち上げた「ひろくんを救う会」が全国で支援を呼びかけている一方、啓ちゃんの伯父が南区で働いているという縁もあり、支援の輪が横浜市内でも広がっている。募金などの問い合わせは同会事務局【電話】029・826・8565。
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