障害者の権利や生活を守る支援を行っている、青葉区障害者後見的支援室「ほっぷ」(松風台1の25)が9月19日にリニューアルオープンした。
「ほっぷ」は障害者が地域で安心して暮らすことができるよう、横浜市が独自に制定した障害者後見的支援制度に基づく施設。今回のリニューアルは、1階に併設していたカフェの移転に伴い行われた。敷地面積は合わせて約80平方メートルと、これまでの4倍に拡大。増幅した1階部分は壁紙などにもこだわり「温かさ」を意識したほか、通りに面した入口はガラス張りで明るく、より相談しやすい雰囲気を作ったという。責任者の眞鍋明文さんは「これを機に一般の人にも支援室のことを知ってほしい」と語る。職員の中原聡美さんは「広いスペースを生かして利用者同士の座談会ができれば」と話す。
ほっぷは、18歳以上の障害者を対象に2016年に開所し現在40人が登録している。利用者の見守りやサポートなど、地域で安心して暮らせるための支援の輪を作ることが目的だ。本人からの聞き取りによる支援計画を基に、職員が定期訪問や面談をするほか、地域のボランティアも協力する。問い合わせは【電話】045・532・3110へ。
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