地域での人脈づくりや仕事、家庭の継続的な情報交換の場を、との思いで2012年に始まった「あざみ野ほろ酔い交流会」。9月16日の会で5周年を迎え、参加者が節目を祝った。
これは2カ月に1回、あざみ野を会場に行われている交流会で、毎回青葉区内外から20〜30人が参加している。当日は、飲食店「マムズダイニング」に30人ほどが集まった。主催の坂佐井雅一さんは「会社でもママ友でもない『あなた人脈』を作りませんか、というのがスタート。多くの人が知り合い、仕事にもつなげてもらえているようでうれしい」とあいさつした。これまでに17回参加しているという会社員の浅野文弥さん(56)は「働き盛りの人と知り合い、話せるのが魅力。気軽に参加できる温かい会」と笑顔をみせた。
「地域経済の活性に」
坂佐井さんは多様な働き方の提案や起業相談を行う「NPO法人協同労働協会オイチ」=美しが丘=を運営。あざみ野だけでなく都内でも「ほろ酔い交流会」を開催している。友人ばかりの集まりから、SNSを活用してさまざまな層への呼びかけを始めて徐々に参加者が増加。現在は地元の商店主や個人事業主、主婦や学校教諭らが定期的に集まり交流を深めているという。これまでに参加者同士の業務提携や、美しが丘の起業家支援センター「まちなかビズあおば」のオープンのきっかけも創出している。坂佐井さんは「1人でも多く、自分と同じように人脈を作ってほしい。地域での経済活動につなげていけたら」と話している。
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