都内で行われたプロ野球ドラフト会議で、新石川にキャンパスを持つ国学院大学の硬式野球部4年、山崎(やまさき)剛選手(経済学部・21)が東北楽天ゴールデンイーグルスに3位で指名された。
部員97人が所属する同部からプロ志望届を出したのは内野手の山崎選手と諸見里匠選手の2人。同日、都内で秋季リーグの試合があった2人は、ドラフト会議が始まってから約1時間後に中継を見守る同大の会場に到着。会議が進む中、山崎選手を楽天が指名。会場は大きく沸き上った。
山崎選手は今年10月に大学通算100安打を達成し、同大初の記録を残すなど注目を集めていた。同部の鳥山泰孝監督は、「走・攻・守の三拍子揃ったバランスの良い選手」と評しており、「プロでもレギュラー争いができる」と期待を寄せている。
山崎選手は楽天に対し「クライマックスシリーズにも出るなど、常に上位にいるチーム」と緊張した表情で答えた。指名が決まった瞬間は「長年の夢が叶い、ほっとした」と話し、プロに向けて「短い年数ではなく、10年、20年とレギュラーになれるような選手になれれば。思い切ってやっていきたい」と意気込みを語った。鳥山監督は「まだスタートラインに立ったばかり。残りの数カ月の間は自主トレーニングなどでレベルアップをしてほしい」と話した。
同大は東都大学野球1部リーグに属し、15試合を終えた秋季リーグの順位は4位。山崎選手の成績は打率2割6分で13安打。セカンド、右投左打。日章学園卒。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>