創立70周年を記念し、記念事業実行委員会(弓田靖子委員長)から全校生徒に世界地図が贈られた。
この世界地図を購入した金額の一部は、カンボジアなど開発途上国に住む人のために井戸を作り、きれいな水を提供するために使われる。生徒はいくつか記念品の候補がある中で、自分たちの選択で途上国の発展に寄与したいと願い、この記念品を選んだという。
11月10日に行われた記念式典で、生徒会長の橘響己(ひびき)君が全校生徒に経緯を報告した。橘君はカンボジアのシュリムアップ州にある村に山内中の名前が刻まれた井戸が設置されたことや、きれいな水を汲むために子どもが毎日何キロも歩かなければならない状況などを説明。「ちっぽけに見えるようなことでも誰かの助けになれたということは誇らしいこと」と話していた。
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