青葉自動車学校で11月20日、死傷者多数事故を想定した訓練が行われた。
訓練は区内26の企業・団体で構成し、事件事故の被害者の支援を行う「青葉被害者支援ネットワーク」(松澤孝郎会長)の総会に合わせて行われた。死傷者の発生から対応までの流れを同ネットワークの会員に伝えることと警察や消防等の連携を確認することが狙い。
当日は秋祭りで賑わう場所に暴走車が突進し、多数の死傷者が出たと想定。110番、119番の通報から被疑者の確保、救急隊による応急手当、現場指揮本部の立ち上げなど、緊迫した状況で行われた。また、日本体育大学保健医療学部の学生が被害者の救護を行ったほか、昭和大学藤が丘病院横浜救急医療チーム「YMAT」がトリアージを実施。規制線を張るなど、見物に訪れた一般人やマスコミへの対応なども確認した。
青葉警察署の山本哲治署長は訓練後、現場で何ができるか、会員を含めて問いかけた。また、参加者からは、多職種での訓練だったため、互いの役割について理解できたと感想があった。
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