住民のための公共施設再編整備を 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
横浜市では現在「公共建築物の再編整備の方針」をとりまとめています。
高度経済成長期の人口急増に合わせ、学校や地区センターなどの市民利用施設が多数整備されました。今後はそうした公共建築物の老朽化による建替えなどの対応が必要になりますが、同時に人口減少社会を迎え、財政負担が課題となります。学校の建替えだけでも、1兆円もの事業費に上ると試算されています。
再編整備は、老朽化と財政負担という課題から、建替えを機会に公共施設の複合化・多目的化を行うというものです。
魅力ある公共施設へ
しかしながら、複合化すれば必ず便利になるとは限りません。アクセス性の低下など、利便性に様々な課題が生じ得ます。今後、再編整備を進めるにしても、ただ複合化するだけでは不十分です。私は6月や10月に行われた議会の審査等で、再編整備を好機と捉え、地域の活性化や課題の解決に貢献できるような魅力的な施設にしていくことが重要だと提案しています。
複合施設として注目を集めている武蔵野市の「武蔵野プレイス」は年間来館者目標が80万人のところ195万人、大和市の「シリウス」は150万人目標が300万人と、非常に多くの来館数となっています。それぞれ図書館を中心に様々な機能を融合、連携させて、複合化による相乗効果を生み出しています。横浜市も住民サービスを向上させながら、より魅力的なまちづくりができるように取り組む必要があります。
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