家庭の事情で空腹でいる子どもや1人で食事している子どもが対象の「あおば子ども食堂」で12月24日、クリスマス会が行われた。
子ども食堂では貧困や1人親など複雑な背景を抱える子どものために、区内4カ所で週に2回、温かいおにぎりと具沢山のみそ汁を100円(大人200円)で提供している。24日はクリスマスイブということで通常の食事に加えてホットケーキを用意。子どもたちが粉を混ぜ、生地を作り、生クリームといちごをトッピング。「家庭の事情でケーキが食べられない子どもがいるかもしれない」と運営予算が厳しい中で企画されたイベントだったが、訪れた子どもたちは「おいしい」など笑顔を見せながら食べていた=写真。
昨年4月のオープンから12月までの間に延べ1300人の子どもが利用した子ども食堂。運営する実行委員会としても実際に事情がある子どもかどうか、外見からは判断がつかず、いわゆる普通の家庭の子どもの利用も多いとみる。しかし、何らかの事情を抱えている子どもも少しずつだが増えている実感が出てきたとし、「(そんな子どものために)待つことが大事」と活動を継続している。
子ども食堂は、美しが丘・さつきが丘・もえぎ野の3地域ケアプラザと、ふれあい青葉(福祉保健活動拠点)で毎週水曜日の午後5時〜8時、日曜日の正午から4時に実施。新年は1月7日(日)からで、特別メニューのお雑煮の予定だ。また、寄付や食料の差し入れも受け付けているほか、一緒に活動するボランティアも合わせて募集中。詳細は同実行委員会【電話】045・972・7018へ。
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