地域福祉を支える民生委員制度が昨年創設100周年を迎えたことを記念し、2月2日(金)に青葉公会堂で講演会が実施される。
民生委員は厚生労働大臣から委嘱された特別職の地方公務員。児童委員を兼任して担当区域の高齢者や障害者、子育て世帯などの見守りや相談を行い、必要に応じて行政・専門機関につなぐ。区内では16地区で322人が活動している。
民生委員制度は1917年に岡山県で誕生した防貧活動等を使命とする「済世(さいせい)顧問制度」が始まり。その後「方面委員制度」として全国に広がり、横浜市でも1920年に創設された。戦後に法制定され、名称も民生委員となって今に至る。
記念講演会は青葉区民生委員児童委員協議会(吉村春美会長=人物風土記で紹介)が主催。地域住民が集う場である「コミュニティカフェ」をテーマに法政大学の名和田是彦教授が講演するほか、パネルディスカッションを予定。地域全体の活性化について考えることが目的で、吉村会長は「地域の現状を知るきっかけになれば」と話す。時間は午後2時から4時、先着600人で直接会場へ。(問)【電話】045・978・2433
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>