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青葉区版 公開:2018年2月22日 エリアトップへ

墨の美術館 眠っていた雛人形 一堂に 27日から「ひな祭り」

文化

公開:2018年2月22日

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館内に展示中の7段飾りと濱崎さん
館内に展示中の7段飾りと濱崎さん

 みたけ台の住宅街にある「墨の美術館」では、2月27日から館内全体で雛人形を展示する「ひな祭り」を開催する。日本文化の発信や地域交流を目指すだけでなく、家庭で飾られることがなくなった雛人形が集められ、日の目をみる機会にもなっている。

 墨の美術館は、書道家の濱崎道子さんが自宅を改装して2014年に開館。地域のコミュニティ拠点や日本文化の紹介を目的に、自身の作品展をはじめそば打ち体験や落語会などさまざまな企画を行ってきた。

 ひな祭りは2015年、自身の娘の家で飾られなくなった7段飾りを同館で展示したことがきっかけで始まったもの。展示を見た友人たちが「こんな風に飾ってもらえるなら」と、所有している雛人形を持ち寄り、その年は3セットが集まった。以降、濱崎さんが展示用に購入したものに加え、友人から預かっているものなど徐々に数が増えていった。今回は7段飾り4セットに加え、10組以上の雛人形が飾られる予定だ。

 中には、高齢になって飾らなくなったという人や、広い家からマンションに越すため手放さざるを得なくなった、という人から寄贈されたものも。引き渡すときには思い出を語る人も多いという。「どれも思い入れのあるお雛様ばかりなので、たくさんの人に見てもらいたい」と濱崎さんは話す。「古いものは色があせても魅力がある。1体として同じものはないので、表情や衣装をぜひ見てほしい」

関連イベントも

 ひな祭りは同館(みたけ台11の13)で、2月27日(火)から3月3日(土)の正午から午後4時まで開催。入館料500円(中学生以下は無料)。関連イベントとして初日の27日にお手玉雛作り、最終日の3日に和菓子でお雛様作りを実施。いずれも有料、定員になり次第締め切り。

 また同館では、家庭で眠っているものや処分予定の雛人形の寄贈や展示も随時受け付けているという。イベントの申し込み、寄贈についての問い合わせは濱崎さん【メール】hm02hamasaki@gmail.comか【携帯電話】090・3439・5014へ。

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