地域福祉の向上を目的に活動する「エンジョイ荏田塾たけのこクラブ」(隅田幸一代表/略称EETC)が2月21日、高齢者等を支援する「荏田お困り事ネットワーク」を立ち上げた。
EETCは地域住民や企業など約20人で構成。荏田地区の地域福祉保健計画に則り、生活情報冊子の作成やまちの魅力発信などの取組を企画・実施している。
組織したネットワークは高齢者への見守りを強化するもので、店舗や企業、医療機関などの参加を見込んでいる。参加登録後は買物やサービスの利用などで日常的に接する高齢者に対して通常業務の中で各種手助けを行う。加えて、「今までできていたことができない」「あざや傷がある」など異変を感じた場合は荏田地域ケアプラザに連絡し、必要な対応を進める。普段から見守りを意識することで高齢者が元気なうちから状況把握を進めることも狙いだ。
まち全体で見守り
高齢者の見守りは各地区で行われているが、今後は高齢化が進み、民生委員など地域住民だけでは対応できなくなると考えられている。ネットワークによって住民だけではなく、まち全体で見守りをしていく体制を整えることが目的だ。青葉区役所福祉保健課も店舗や企業、医療機関などを巻き込んだ見守り体制づくりは珍しいとし、「区内に広がっていくことを期待している」と話す。
ネットワークの参加は3月10日まで受付中。隅田代表は「地域の店舗などが見守りに興味を持ってくれていることは心強い。今後も連携していきたい」と話している。(問)・同ケアプラザ【電話】045・911・8001
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