青葉区役所は3月1日、区にゆかりがある美術作品や文化的な資産をインターネット上で紹介する「AOBAデジタル・アートミュージアム」(【URL】http://aobamuseum.city.yokohama.lg.jp)を開設した。
この取り組みは、芸術文化資源が数多くある青葉区の魅力を内外に発信することで、まちのブランド力を向上させることが狙いだ。
トップページ=写真=からは、作品の画像や制作年などのデータを収めた「アーカイブ」と区内の展示会情報をまとめた「インフォメーション」、地図から作品をたどることができる「マップ」から情報を探すことができる。さらに作品は絵画や工芸などといったカテゴリーやアーティストの名前から探すことも可能となっている。
作品は、横浜美術館や横浜美術大学、横浜市民ギャラリーあざみ野、横浜市歴史博物館などの意見を聞きながら区が選定。現時点で約50点が収録されている。収録されているのは区内にアトリエを構えた日本画の巨匠、中島清之(きよし)氏や松尾敏男氏の作品や市が尾駅周辺に点在する11体の彫刻、こどもの国園内にある黒川紀章氏やイサム・ノグチ氏の作品など。加えて真福寺所蔵の木造釈迦如来立像などの文化財も収められている。
区担当者は「区ゆかりの芸術作品を知ってもらう機会になれば」と話しており、今後作品を巡るツアーなども企画しているという。
問い合わせは区役所【電話】045・978・2286へ。
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