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青葉区版 公開:2018年3月8日 エリアトップへ

区の魅力 学んで発信 住民と区職員が冊子制作

社会

公開:2018年3月8日

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今回完成した「あおバリューBook」
今回完成した「あおバリューBook」

 青葉区民と区職員がともに地域づくりを学ぶ講座「みらいづくり大学」。2017年度カリキュラムが2月末に修了し、卒業制作として区内の魅力を取材してまとめた冊子「あおバリューBook」の配布が始まっている。

 みらいづくり大学とは、地域の活性化と課題の解決を見据え、これからの担い手となる人材の育成を目指して15年度から始まった制度。区と「あおば学校支援ネットワーク」が主催し、学長は区連合自治会長会の松澤孝郎会長が務めている。

 今年度は連合自治会・町内会から推薦を受けた区民27人と区職員が参加。コーディネーター役に同ネットワークの竹本靖代さん、アドバイザーに玉川大学教授の笹井宏益さんを招き、9月から7回にわたって講座を進めてきた。今年度のテーマは「あおば魅力発信講座」。区のことを学び、その魅力を広く区民に伝えていくことを目的に、「歴史」「自然・緑」「文化・芸術」「街・店舗・施設」「ふしぎ発見!」の5グループに分かれ、区内を調査。「青葉区を知る31の魅力」として1冊にまとめている。

 でき上がった冊子は14ページで、デザインは横浜美術大学が協力。現在、区内公共施設などで無料配布している。各グループが調べた内容を記載しており、遺跡や文化財など歴史をひも解くページや桃畑や里山、公園など豊かな自然を紹介している。また、区内にある6大学や建築コンクールで受賞歴もある「桜台ビレジ」、地元産野菜を販売する直売所など区内各所の魅力を伝えている。そのほか、「荏田」と「江田」に表示が分かれている理由など、区内にあるさまざまな「ふしぎ」に答えるコーナーも用意している。

「自身も学びに」

 今回、初めてみらいづくり大学に参加したという山口生夫さん(73)・玲子さん(76)夫妻。生夫さんは「街・店舗・施設」グループ、玲子さんは「文化・芸術」グループで編集作業を進めてきた。2人とも青葉区の地に35年にわたって居住していると話すが、「(講座を通じて)初めて知ったことが多かった」と口を揃える。生夫さんは「自分としても学びになった。新しい住民にも、長く住んでいる人にも区の魅力を伝えていきたい」と話していた。

 みらいづくり大学は2月24日に卒業式も行われ、松澤学長から卒業証書が手渡された。区担当者は「今後は自分たちの地域に戻り、大学で学んだことを広げていってほしい」と期待を話している。

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