東急あざみ野テニスガーデンは、同敷地内で倒れた男性を救助したとして4月23日、青葉消防署から感謝状を贈呈された=写真。助けた男性はすでに回復しているという。
男性は2月24日、練習開始直後にコート上で意識を失い、心肺が停止。緊急事態だったが、救急救命士の経験を持つフロントスタッフの金親大輔さんを中心に、救急車の要請など迅速に対応。胸骨圧迫やAEDによる処置を行うと、2〜3分ほどで意識を取り戻したという。的確な処置で命を救った金親さんは「冷静に対応でき、救えてよかった」と振り返る。同施設では普段から金親さんを中心に救急研修を年2回ほど実施し、突発的な事故に対応できるようにしている。今回もその訓練の成果が生きた格好だ。
贈呈式では渕上正基署長が「1秒を争う状況。行動の一つひとつが命を救った。なかなかできることではなく深く感謝している」と伝えていた。同所の高崎修平支配人は「今後も研修を続けていきたい」と話していた。
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