「全てご縁とタイミングね」
こう話すのは、訪問看護ステーションと高齢者サロンを備えた「あざみ野ヒルトップ」代表の松下明美さん(63)。
現在の働き方に至った転機は、病院勤務の看護師だった3年前、最期を看取った患者の父親、舩曳寛眞さんが持ち掛けた相談だった。妻が他界し、一緒に暮らそうと考えていた息子にも先立たれ、失意の中にあった船曳さんは「自宅を地域のために役立てたい」と松下さんに相談。
「地域に役立つ仕事を続けられたら最高だって思いはずっとあって。偶然行った英国視察で、理想とする施設モデルを見つけたタイミングとも重なったときだった」という松下さん。これがきっかけとなり、船曳さんの自宅を開放し、施設を設立。2人は共同で代表に。松下さん61歳、船曳さん82歳のときのことだ。
「思い続けていれば、いずれ必要な事をやる事になる」と、信じている。
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