神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2018年5月31日 エリアトップへ

「和とフランスの融合」表現 星野さん 仏大使館で展示

文化

公開:2018年5月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
作品を手がけた星野さん
作品を手がけた星野さん

 テーマは日本人形とフランス人形の融合――。あざやかなトリコロールカラーの衣裳をまとった等身大のオブジェを手がけたのは、藤が丘在住のフラワーデザイナー、星野久美さん。5月18日にフランス大使館で開催された、日仏交流160周年記念パーティーで展示された作品だ。

 星野さんは国内外で活動しており、近年は「和の心」を表現したフラワーオブジェを展示するなど、日本文化の発信にも精力的に取り組んでいる。今回の展示は今年3月、パーティーの主催団体である一般社団法人ル・プレジールのアンバサダーに就任したことから依頼されたもの。自身が主宰するサロンの生徒ら6人とチームを組み、5月3日から制作をはじめ、前日までに完成させた。

 オブジェのコンセプトは「日本人形とフランス人形を融合させた着物ドール」。日仏交流を意識すると同時に、折り紙の老舗「大與紙工(株)」の倒産をきっかけに、同社の紙の魅力を広めようと星野さんが考案した「着物ドール」の要素も取り入れ、同社の折り紙をふんだんに使用。作品は、赤い着物にブルーのサテン布、白い和紙を組み合わせてフランス人形のスカートをイメージ。装飾に用いた精巧な造花「アーティフィシャルフラワー」も赤、白、青のトリコロールカラーでまとめ、帽子やブーツ、扇子などの小物もすべて花と折り紙を用いて手作りした。紙を3〜4cm四方に切り、折って組み合わせた「つまみ細工」の鶴やダリアをちりばめ「和」の繊細さを随所に表現。「折り紙は素人だけど、日本の伝統を出したくて慣れない作業を頑張った」と星野さんは話す。パーティーでも他のフラワー装飾と比べて異彩を放ち、写真を撮る人も多かったという。

「横浜でも展示を」

 「地元横浜が好き。東京五輪に向けて、港の方だけでなく北部からも文化のまちを発信していけたら」と星野さん。「今後は横浜でお披露目したい」と笑顔をみせた。

精巧な「つまみ細工」
精巧な「つまみ細工」

青葉区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

発達障害の小児外来リハ

青葉さわい病院

発達障害の小児外来リハ

4月1日に新設

4月18日

インスタ 基本と活用

インスタ 基本と活用

市民活動支援講座

4月18日

映画で学ぶ英会話

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook