「神奈川県警察運転免許センター」(旭区)が5月6日に開業した。運転免許試験場から名称が変更され、免許関連機能を集約。施設内にはカフェや親子ルームも新設されている。
旧運転免許試験場の向かいに建設された同施設。違反者講習などを行う県警交通安全センター(神奈川区)、交通反則通告センター(保土ケ谷区)といった機能を集約し、免許関連の手続きを1カ所でできるようにして利便性向上を図った。
建物は4階建てで、階層ごとに機能を分けて利用者が分かりやすいように配慮。1階は行政処分や講習などの手続き、2階は免許の更新関係、3階は試験関係、4階は職員専用フロアとなる。また、カフェや乳幼児連れでも講習できるよう「親子ルーム」も新設された。
県警では4月から運転免許本部の組織を再編。これまでの免許課と試験課から、更新の手続きを行う「運転免許課」と講習などを担当する「運転教育課」として手続きの効率化も目指している。
懸念される渋滞対策としては二俣川駅前で信号機移設とあわせ、交差点改良工事が実施される予定。バリアフリー対策も含めて車道拡張や歩道の改修が行われるという。
献血ルームも改装
また、旧試験場敷地内にあった献血ルームも免許センターの隣接地へ移転。木造平屋の建物にリニューアルし、献血の受付を行っている。
10代・20代の若年層をメインターゲットに設定し、建物は明るく開放的な内装や木のぬくもり感を特徴としている。運営する日本赤十字社の担当者は「カフェのような雰囲気で、地域の方も気軽に立ち寄ってもらえれば。献血は血液検査の結果も出るので、主婦の方などの健康診断代わりとしても使ってほしい」と話し、若年層を中心に新たな献血者の確保を目指していくという。
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