地域の人材を活用し、地域ぐるみで後世の学びを促そうと、神奈川県立市ケ尾高校で、近隣に住む福田晴好さんによる連続講座「国際理解勉強会」=写真=が行われている。グローバル企業の経営者を務めた経歴を持つ福田さんが、同校の学校運営協議会の委員にいたことから案が浮上し、開催に至ったという。
6月8日に「めざせグローバル・リーダー」と題して行われた講座には生徒20人以上と保護者らが参加。核問題から勉強や部活動の大切さまで話は多岐に及び、参加者は真剣に耳を傾けていた。参加した3年生の船木怜江(さとえ)さんは「勉強する意味は世の中の役に立つためでもあると聞き、がんばろうと思った」と話す。
講座は、保護者や地域の人が学校運営に参画するコミュニティ・スクールの指定を昨年に受けたことがきっかけで始まった取り組みの一つ。福田さんは「取り組みは生徒、学校、自分にとってもプラス。生徒たちに国際人に育ってほしい」と話す。
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