西日本豪雨を受け、区内でも募金活動が始まっている。クラーク記念国際高校横浜青葉キャンパスの高校生がたまプラーザ駅前で募金を行っているほか、青葉区役所も被災地への支援を呼びかけている。
広島県をはじめ、各地に甚大な被害をもたらしている西日本豪雨。クラーク国際高校でチャリティー活動を実施している「インターアクト委員会」のメンバーは9日からたまプラーザ駅前で募金活動を開始している。
同委員会は1年生から3年生までの有志生徒25人で活動。奉仕活動を行っている横浜あざみロータリークラブ、川崎北ロータリークラブの支援の下、東日本大震災の被災地支援や発展途上国の女性支援に取り組んでいる。
当初、募金は大阪北部地震を受けて行う予定だったが、豪雨災害を受けて「即効性が大事」とメンバー内で話し合い、急遽変更したという。募金は9日、10日、12日、13日に駅北口の交差点前で実施。参加した生徒は「通行者の7割ぐらいが協力してくれる」と話し、被災地のことを気にかけている人が多かったという。
同委員会の副会長、藤沼侑多(うた)さんは「遠く離れた被災地に対して高校生ができることは限られている。それでもまちで声を上げることで少しでも被災された方の力になれたら」と話す。各日2時間ほどの活動で集まった金額は、計57万551円。日本赤十字社を通じて被災地へと届ける予定だ。
行政も募金呼びかけ
横浜市も被災地支援のため、13日から募金活動をスタート。募金用の口座が用意されているほか、青葉区役所1階の区民ホールと、あざみ野駅の行政サービスコーナーに募金箱を設置。募金は日本赤十字社を通じて被災者支援に使われる。受付口座は横浜銀行横浜市庁支店、(普)6048904。口座名称は「横浜市平成30年7月豪雨災害募金」。(問)区総務課【電話】045・978・2211
区社会福祉協議会でも10日から募金を受付。窓口での募金箱設置のほか、中央共同募金会と日本赤十字社の募金を案内している。(問)区社協【電話】045・972・8836
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