青葉区の社会福祉に役立ててほしい――。黒須田在住の志村善一さん(78)は7月10日に青葉区役所を訪れ、100万円を寄付した。
志村さんは、JA神奈川県中央会・連合会の会長を務めた経歴を持ち、現在も農家を営む。妻を難病で亡くして以来、1997年から各方面への寄付を始め、青葉区と区社会福祉協議会への寄付は今回で累計3400万円に及ぶ。自身も毎日畑に立ち、収穫した野菜の売り上げを寄付に充てているという。「今や生活の一部で、生きる張り合いにもなっている。元気で続けられることが幸せ」と志村さんは話す。
小出重佳区長は「長期間にわたり大変多くの寄付を頂き感謝している。お体を大事に、今後も様々な面で青葉区のご指導をお願いしたい」と謝辞を伝えた。寄付金は区の社会福祉事業全般に使われる予定だという。
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