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熱中症の救急搬送急増 青葉署が注意呼びかけ

社会

掲載号:2018年8月2日号

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 全国的に記録的な暑さが続く今夏。7月以降、青葉区内で熱中症による救急搬送が、51件(7月29日時点)と急増している。昨年同月比で2倍近いペースで増える熱中症に、青葉消防署は「こまめな水分補給で予防を」と注意を呼び掛けている。

 めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気などの症状が現れ、重症の場合は痙攣や意識障害も起こる熱中症。区内の搬送件数は7月1日から29日までに51件で、昨年7月単月の29件と比べて、急増している状況だ。また、熱中症を計測する5月1日から9月30日でみると、今年は29日時点で56件。すでに昨年5カ月間の件数と並んでいる。

 横浜市全体で5月1日から7月29日までに熱中症で救急搬送された人は934人に上り、昨年同時期の402人と比較して、2倍を大きく上回っている。

8月も高い気温に

 特に7月23日は、横浜で最高気温37・2度を記録。横浜地方気象台によると、7月としては1897年からの観測史上、最も高い気温となった。最低気温も27・7度と高く、同じく1位を更新している。気象庁は、8月も平年より高い気温が予想されると説明している。

 同署によると区内では死亡例はないが、朝から屋外で剪定作業をして午後5時頃から意識障害が現れ重篤となったケースや、冷房を付けずに室内におり、重症となったケースも発生している。2件はいずれも高齢者だが、軽症・中等症では、若年から高齢者まで幅広い年代が搬送されている。

 そのほか、室内で冷房を付けていたにもかかわらず、熱中症で搬送されたケースも4件発生。また、日中は問題がなくても夜になってから足がつったり、痙攣を起こしたりする場合もあるという。

 救急担当の山田隆男課長は「その場の対処だけでなく、日常的な健康管理が必要」と訴える。高齢者はのどの渇きを感じにくいため、自覚前からこまめな水分補給が必要。一方、小さな子どもは路面の熱の反射を受けやすいため、日中の炎天下を避けることが大切という。

 また「熱中症になったら水分・塩分補給のほか、涼しい場所に避難したり、衣服を脱いで体を冷やしましょう。意識がない、呼びかけに反応しない場合は、119番で救急車の要請を」と、同署。判断に迷った場合は市救急相談センター(【電話】#7119)に電話を。受診や119番通報の必要性などについて相談ができる。

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