あざみ野商店会協同組合の新代表理事としてあざみ野まつり成功に向け尽力する 黒沼 勤さん すすき野在住 45歳
仲間と一緒に盛り上げる
○…あざみ野まつりを地元自治会と共に開催するあざみ野商店会協同組合。約70の加盟・賛助会員で構成される組合の代表理事として「自分でいいのか」と驚きと共に今年5月に任命された。まつりでは区内各地から出店を募るなど、横のつながりを深め、従来とは違う形で成功させようと奔走する。「先代の代表理事がやってきたことを踏襲しながら、失敗を恐れずチャレンジしていきたい」
○…すすき野出身。そば屋の息子として漠然と家業を継ぐことを意識して過ごすが、「自分の店を持ちたい」と大学卒業後は無国籍料理店で働くことに。仲間と共に六本木でバーをオープンしたこともあったが、26歳の時に父親の体調が悪くなった経緯で家業を継いだ。5年前にあざみ野駅前でそばと日本酒の店「そばくろ」を開業して切り盛りする。本店は長年尽力してくれた従業員に暖簾を譲ったという。「いつも苦しいときは仲間が助けてくれた。自分一人じゃできないですね」
○…東海大相模中学、高校とラグビーに熱中した青春時代。大学ではラグビークラブを設立するほど情熱を傾け、現在も店でラグビーW杯を盛り上げようとフェアも開催する。「身体を動かすのが好き」と今の趣味はもっぱらゴルフで、常連客とコンペに行くことも。多忙な毎日に最近は時間がないと話すが、「まつりが終わったら、また行きたいね」と笑う。
○…「仲間と一緒にまちを盛り上げたい」と商店会では早くから理事を務め、ちょい飲みなどのイベント企画にも精力的に携わってきた。まつりの見所は出し物が増えたステージイベント。「おじさんとしてはビーコルのチアが楽しみ」と冗談を飛ばし、「馴染みのある仲間に会える、ふるさとのような祭り。これからも続けていきたい」。
|
<PR>
|
<PR>