幼稚園とはまた違った役割をもち、長年にわたり共働き世帯を支えてきたのが「保育所」の存在だ。青葉区内には公立・私立保育園や小規模保育事業など83カ所の認可保育所等があり(4月時点)、働く保護者をサポートしている。
保育の側面だけにとどまらず、子どもの「学び」など教育面に力を入れる保育所も近年増加している。その一つが、現在区内で5カ所の認可保育所を運営する社会福祉法人博愛福祉会だ。
同法人が運営する「もみじ保育園グループ」では長年、独自の「課題保育」を実施。幼児クラスで特別科目として体育や水泳、音楽、英語などを実施し教育面の充実を図っている。幼稚園、保育園出身者が入り混じる小学校入学後を見据え、「同等の体験ができるように」と考え抜かれたカリキュラムだ。「園内で『おけいこ』ができる分、週末は家族でふれあいの時間を持ってもらいたい」と福田博幸理事長は話す。
多様なニーズにあわせて、その特色や機能も変化しつつある保育所。「駅近」などの利便性に加え、運営方針なども確認することが肝要のようだ。
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