新荏田連合自治会長に就任した 小泉 幸夫さん 荏田町在住 77歳
行事で「ふるさと」楽しんで
○…新荏田第一〜第三までの自治会で構成する新荏田連合自治会の会長に就任。「先輩たちが築いてきた行事をさらに活性化させていきたい」と抱負を語る。一方で新会長として最初の行事である夏祭りでは、記録的な猛暑に子ども神輿を取りやめ、山車だけの催しにするといった決断も。「何かあっては大変と前日に連絡してね。それでも大盛況でした」
○…生まれも育ちも荏田宿だが、自治会活動に関わり始めたのは定年退職後。会社の仲間から「リタイア後は退屈だぞ」と言われていたこともあり、当時の自治会長からの誘いを受け第三自治会の会長に就任。「地元に愛着もあるしやってみるか」と軽い気持ちだったが、入ってみると「みんなイキイキしていて」とのめり込み、2年後には連合の役員に就任した。防犯パトロールや通学路の見守りなどに積極的に関わり、「いままで知らなかった人と知り合いになり、地域と繋がったと実感。続けてきて良かった」としみじみ振り返る。
○…41年間に渡りプラスチック製品を扱う会社の営業職を務めてきた。「お客さんと仲良くなって、自分だから商品を選んでくれたりね」と仕事の楽しさや人との関わり方を学び、今の会長職にもプラスになっているとか。現在は結婚して50年の妻と娘の3人暮らし。ハスキーの愛犬チョビを連れて朝晩1時間半散歩するのが日課だ。「座右の銘は健康第一。近くの遊歩道が最高なんです」
○…荏田町を「まとまりがある」と評し、東日本大震災の際に募金をすると、約1100世帯で100万円近く集まったと誇らしげに。今後は近隣地域と交流を深めながら、様々な行事を通じて3世代が楽しめるまちを目指す。「子どもにとってここは生まれ育つふるさと。楽しんでほしいね」
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